8月20日将来後悔しないための城址散策・その2(福井県高浜町)
2011-08-27


舞鶴から東に向かうといよいよ若狭の原発銀座で、さっそく向かった先の高浜城は高浜原発の目と鼻の先(約5km)の位置にあった。ちなみに関西電力最大の大飯原発からも約10kmという近距離にある。

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高浜城は2つの陸繋島から構成された海城で、その特徴的な縄張りが印象的な城址だったが、着いてみると城山が土砂崩れで閉鎖されており、麓に居た地元の方にも当分は立ち入り禁止だと言われたため、残念なことに散策は諦めざる得なかった。


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それでも二の丸跡部分の城山公園と、もう一つの陸繋島の天王山は立ち入り可能なため散策は続行することに・・・。天王山の海側には観光名所の明鏡洞があり、なかなか風光明媚な景色だった。この他にも8箇所の洞があるらしいが、城山側に集中しており、前述の理由から見て周ることはできなかった。


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天王山から明鏡洞の真上を見た景色。ブリッジ部分は思いのほか狭かったが、対岸の岩の上にはわずかに平場があり、そこはなにか海を監視するような場所だったのではと想像させられる。


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天王山は頂上に主となる郭があって、斜面に腰郭を配置する単純な縄張りだった。頂上の郭跡には今は展望台があって東の海岸が良く見渡せるが、西側は木々に視界が遮られて全く駄目だった。


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天王山の南麓に恵比須神社があり、この神社は海の方向を向いて参道も海から登るような特徴的なものだった。恐らく海の神として祭っていたため、このような配置になっているのだろうが、なかなか面白いものである。ちなみに城山公園側には鳥居があるが、こっちは神社の背後になるため、実際は裏参道ということになるのだろうか・・・。
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